原因不明の嘔吐
思いがけない検査結果
父が在宅で生活していた頃、時々食後に嘔吐することがありました。以前、内科の先生から逆流性食道炎と言われた記憶があったこと、そして嘔吐の頻度が増えてきたことから、消化器内科を受診することにしました。
検査の結果、見つかったのはピロリ菌でした。名前はよく耳にしていたものの、父がそうだとは、正直まったく予想していませんでした。
除菌治療を選んだ理由
治療の過程で、一時的に逆流性食道炎のような症状が出ることもあると聞きました。それでも、ピロリ菌が胃がんの危険因子とされていることを考えると、後々父につらい思いをさせてしまうことは避けたいという気持ちが勝り、除菌治療を受けることに決めました。
一次除菌、そして二次除菌へ
ピロリ菌の除菌治療は、まず「一次除菌療法」という初回の治療から始まります。多くの場合はこれで除菌が完了すると先生から聞いていましたが、父の場合、一次除菌のあとの呼気検査でまだ菌が残っていることがわかりました。
そこで「二次除菌療法」に進むことになったのですが、これでも除菌できなかった場合、それ以上の治療は行わず、そのまま経過をみることになるそうです。そうした話を聞いていただけに、二次除菌のあとの呼気検査で陰性の結果が出たときは、心からほっとしたのを覚えています。
結局、嘔吐の原因は
治療を終えても、嘔吐そのものの原因ははっきりとはわかりませんでしたが、いま振り返ってみると、
- 食事の量が適正ではなく、多すぎたのではないか
- しっかり噛まずに、食べるスピードが早かったこと
- 円背であったこと
- 食後あまり時間を置かずに横になっていたこと
こうしたことが重なっていたのではないかと感じています。
いまの様子
施設で過ごすようになってからは、嘔吐することもなく、食事のスピードもずいぶんゆっくりになっているようです。日々の暮らしのなかで、父が気分よく過ごしてくれていたらと、願っています。