奈良県二上山周辺の野鳥観察

街中の施設と田舎の施設、どちらが良いのか ―両方で働いた経験から―

  
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街中の施設と田舎の施設、どちらが良いのか ―両方で働いた経験から―

入居先を決める理由は、多くの場合「面会に行きやすいから」「ちょうど空床があったから」といった、タイミングやアクセスの都合であることが多いのではないでしょうか。
私自身たまたま街中の施設と田舎の施設、両方で働く機会がありましたので、その中で見えてきた違いを書いてみることにしました。

アクセス・利便性

街中の施設は、何といっても利便性が高いです。買い物をする場所も多く、職員の通勤やご家族の面会も、電車を使って気兼ねなく来ることができます。
一方で田舎の施設は、車があれば問題ありませんが、電車で行こうとすると最寄駅が無いということも珍しくありません。車を運転しないご家族にとっては、面会の頻度に影響することもあるかもしれません。

夜間・周辺環境

街中ならではの悩みもあります。夜勤の時間帯、施設の外から酔っ払いの奇声が聞こえてくることがありますし、朝になると施設の周辺に嘔吐物が落ちていることもあります。繁華街に近い施設だと、こうした周辺環境の影響を少なからず受けます。
田舎の施設は、その点では対照的です。施設の周囲はのどかで静かなので、落ち着いた環境で過ごすことができます。

医療機関との連携

医療機関との連携そのものは、都会も田舎もそこまで大きくは変わらないというのが実感です。ただ、いわゆる有名な病院は都会に多い傾向があります。

職員の集まりやすさ

時期やタイミングにもよりますが、人口が多い分、都会の方が職員も集まりやすいように感じます。田舎は求人を出しても応募が少なく、採用や人員確保に苦労する場面が多い印象です。

施設の造り

都会は土地の価格が高いため、施設の造りもコンパクトになる傾向があります(もちろん、都会でも大きな施設は存在します)。反対に田舎の施設は、土地に余裕がある分、ゆったりとした造りになっていることが多いです。

田舎ならではの悩み―虫問題

田舎の施設で意外と大変なのが、虫の問題です。周囲に田んぼがあると、その時期になると決まって現れる虫が多く、掃除がとても大変になります。うっかり窓を開けっぱなしにしていると、羽虫が室内に入り込んできますし、ムカデが建屋内に侵入してくることもあり、これがなかなか厄介です。網戸の点検や隙間対策など、都会の施設ではあまり意識しなかった手間が発生します。

おわりに

こうして並べてみると、街中と田舎、それぞれにメリットとデメリットがあることが分かります。どちらが優れているという話ではなく、大切なのは「何を優先したいか」だと思います。

  • アクセスの良さや利便性を重視するなら街中
  • 静かで落ち着いた環境を重視するなら田舎

もし今後、転居を伴うような施設選びをされる機会があれば、面会のしやすさや空床の有無だけでなく、こうした「働く側・暮らす側から見た環境の違い」も、判断材料の一つに加えていただけたら嬉しいです。

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