父が見せてくれた、小さな驚き
今日は父が入居している施設で開かれたジャズの演奏会に、父と一緒に参加させていただきました。
特等席での迫力ある演奏
案内していただいたのは、なんと最前列中央の席。恐縮してしまうほどの特等席でした。演奏が始まると、その音はお腹に響くほどの迫力なのですが、耳が遠い父は一言、「賑やかですな」とつぶやいていました。
半分眠りながらも、リズムに乗って
途中で集中力が切れたのか、父は何度もうとうとしていました。けれどおもしろいことに、半分眠ったような状態のまま、手でリズムを取ったり、調子はずれの手拍子をしたりしていたのです。
職員さんの「初めて見ました」
演奏が終わったあと、いつも父を見てくださっている職員さんが、「あんなふうにリズムに乗っている父を見たのは初めてです」と声をかけてくださいました。普段はうとうとしている事が多いという父。それだけに、今回の演奏がどれほど新鮮な刺激になったのかが伝わってきました。日々そばで見てくださっている職員さんだからこそ気づけた変化なのだと思います。
おわりに
途中、父が落ち着かない様子を見せる場面もありましたが、温かく見守ってくださった皆様に、心から感謝しております。演奏に来てくださった皆様、そして日々父を支えてくださっている施設の皆様に、あらためてお礼を申し上げます。