丸投げの心苦しさ、それでも願うこと
父の介護保険更新の時期がやってきました。
これまでも在宅生活の中で何度か更新の手続きを経験してきましたが、施設に入所してからは今回が初めての申請となります。
市役所から届いた申請書類を、ケアマネージャーさんのもとへ届けました。その際、認定調査に自分が同席した方が良いかを確認したところ、基本的には施設側で対応してくださるとのことでした。もちろん家族が希望すれば参加することも可能だそうです。
迷いましたが、今回は基本通り、施設側にお任せすることにしました。理由は単純で、在宅生活の頃のように、今の父の状態を自分自身が把握しきれていないからです。
在宅で暮らしていた時は、段取りのすべてを自分が担っていました。初めての認定調査の時から毎回、本人が聞かれたくないであろうことも、あえて本人の前で調査員さんにお伝えしてきました。それが家族としての役目だと思っていたからです。
それなのに今回は、施設の方に丸投げする形になってしまう。そのことに、正直なところ心苦しさを感じています。
決して放っておくつもりはありません。ただ、離れて暮らしているという物理的な距離のせいで、日々の父の状態を、施設の職員の方ほどには把握できていない。その現実に、ある種の罪悪感を抱いてしまうのです。
今回は施設の職員さんと、市の調査員さんに委ねるしかありません。自分にできることは限られていますが、それでも父が日々を心穏やかに過ごせることを、ただただ願っています。